【暑さ対策】
症状
夏、2階が暑い。
日中は暑くて不快。冷房の効きが悪く、電気代もかかる。
原因
・天井の断熱性能不足かも
夏の屋根面は表面温度が５０℃以上と非常に高温になります。そのため小屋裏に断熱材が入っていなかったり不足していると、天井から熱が室内に伝わります。そのため室内は暑くなり、日中は常に熱が伝わるため冷房をかけても効きづらいといった不快な住環境の原因になります。
対策
・天井断熱により熱を遮断します
天井に断熱材を施工することで小屋裏の熱が室内に侵入すること防ぎます。 断熱により天井の暑さが和らぎ、冷房の効きが良くなります。
※断熱だけでなく日射による熱の侵入を防ぐことも重要です。すだれやオーニングなどの日よけを設置したり、窓のリフォームも有効です。
【寒さ対策】
症状
床が冷たく、足元が冷える。
暖房をつけても部屋が暖まらない。
原因
・床の断熱性能不足かも
１階の床に断熱材が入っていないと、床下の冷気によって冷やされてしまいます。床は唯一体が触れている部位なので床の冷たさが直接伝わり寒さを感じてしまいます。また、床下から壁内への気流があると、壁も冷やされてしまいますので暖房が効きにくいという現象も起こります。
対策
・床断熱により床下からの冷気を遮断します
床に断熱材を充填することで、暖房の効きが良くなり、床表面温度も上がるので、足元の冷たさが改善します。 また、断熱施工時に壁下の気流止めを行う事で、壁内への冷気の流入を防ぎ、壁表面温度も上がり、部屋の寒さが改善します。
※窓の改修を行うとより効果があります。
