布井
弊社のグラスウール「アクリア」シリーズは、販売開始から今年で11年目を迎えました。従来のグラスウールは、ガラス繊維同士を接着する材料により問題ないレベルではあるものの、発がん性物質であるホルムアルデヒドを極微量に放散していました。それらを全く含まない商品を作ろうというコンセプトで開発されたのが、「アクリア」でした。弊社の強みでもある細繊維化技術を駆使しながら、製品化に成功しました。使用薬品の変更や細繊維化が、手触りが良くて、真っ白なグラスウールを生み出したのです。
西濵
たしかに、昔のグラスウールはゴワゴワしているイメージがありますが、これは優しい手触りです。
布井
製品ラインナップを壁用、天井用、床用と増やしていきました。壁用は防湿気密フィルムを兼ねていたり、天井用は155㎜というサイズだったり、床用は受け材となる金具、ピンが要らなかったりと、さまざまな特長を持っています。
西濵
床用には不織布が付いているんですね。
布井
はい。土台に乗せて、不織布をタッカーでとめるだけの「ピンレス」仕様になっています。
西濵
施工も簡単にできそうです。
白いグラスウール「アクリア」
アクリアは2007年4月に販売開始した白いグラスウール断熱材です。
ご家族の健康と安心に配慮して、ホルムアルデヒドを含まない原材料で製造しています。
じつは、グラスウールの分野では、日本で初めて商品化されたノン・ホルムアルデヒドの断熱材なんです。
製品の詳細はこちらをご参照ください。
アクリアについて