快適な住宅には優れた断熱材が不可欠|グラスウール断熱材・吸音材・保温材、産業資材の旭ファイバーグラス

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大改造‼劇的ビフォーアフターの「匠」と対談 ③

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旭ファイバーグラス × 建築家 西濵 浩次氏

快適な住宅には優れた断熱材が不可欠

 布井  
弊社では以前、心から安心して快適に過ごせる住まいを手に入れていただきたいという想いから、初めて家づくりを経験する方からは「見えにくい」ことを「見える化」するための調査・研究を行う「家づくり見える化プロジェクト」に取り組みました。そのデータのひとつに、「家づくりで重視したこと」と「次に家を建てるとした場合に重視したいこと」の差分から「後悔度」を算出したものがあります。最も後悔度が高かったのは「省エネ性」、2番目は「断熱性」という結果になりました。「省エネ性」といえば、近年では国が推進する省エネ基準や、自宅で消費するエネルギー量より自宅で創るエネルギー量が多い住宅「ZEH(ゼッチ=ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)」の基準が設けられていますが、西濵先生や他の建築士の方々は、その辺に関してどのように動いていらっしゃいますか?

 西濵
もちろん、みんな意識はしていると思います。ただ、性能を上げるとコストアップに繋がる。予算の都合から削れるところを探していくと、絶対に必要ではないところ…断熱材の品質などを諦めてしまうこともしばしばあります。私が担当してきた施主さんたちにも、いつも断熱はしっかり施しましょうとお伝えしますが、軽んじられることがしばしばあります。そういう方は、住宅が完成してしばらくしてから「こんなに寒いとは思わなかった」「新しい家なのに、暖かくないんですか」と言われてしまいます。

 布井  
私は省エネ基準程度の断熱を施した住宅に住んでいますが、それでも寒く感じますからね。ダイニングキッチンでは冬の朝は12~13度くらいになってしまいます。快適な住宅のためには、高性能な断熱材が必要不可欠なんです。

 西濵
布井さんはZEH推進協議会の委員も務めていらっしゃるということですが、現状はどのような動きになっているんですか?

 布井  
国の調査だと、新築注文戸建3万4000棟、全体の約10%くらいがZEH基準で建てられています。ただ、施主さんの中には補助金だけを目当てにZEH基準の住宅を建てようとされる方もいらっしゃるということを伺っています。本当の意味で、ZEH基準の断熱レベルで建てられた住宅の快適さを、もっと多くの人に知っていただきたいというのが、個人的な目標です。いい住宅に住む人が増えると、口コミでどんどん増えていくのではないかという期待もあります。そのためにも西濵先生をはじめとするたくさんの建築士の方々のご意見を伺いながら、課題を一つひとつクリアしていきたいと考えています。


 

断熱コラム

ZEH(ゼッチ)とは・・・
「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス」のこと。断熱性や省エネ性、そして太陽光発電などでエネルギーを創る「創エネ性」を高めることで、年間の一次消費エネルギーの収支をゼロにする住宅のこと。政府では2020年までに標準的な新築住宅での実現を推進しており、定められた条件を満たせば補助金を受け取れる。寒冷地や低日射地域など、太陽光発電などで消費エネルギー量を賄うのが困難な住宅などに配慮した「Nearly ZEH(ニアリー・ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)」基準も設置されている。

詳細はこちらをご参照ください。
ZEHについて

 

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