旭ファイバーグラスの仕事内容を、部署ごとに紹介します。
営業・マーケティング
当社の事業は住宅・非住宅(住宅以外の建築)分野を中心としたグラスウール事業と産業用途(自動車・電機・化学メーカー等向け)の工業資材事業に大きく分かれます。いずれも商社・問屋・メーカーなどの法人のお客様に対する営業活動が中心となります。
普段の訪問でお客様の現状理解を心がけ、ニーズに合わせた提案を行ったり、建築関連の法改正などの情報を提供したり、こまめなフォローが重要になります。
特にグラスウール事業においては、以前から注目されてきた省エネ住宅にとどまらず、コロナ禍を背景とした住宅の住心地(快適性、健康面)への関心の高まり、2050年カーボンニュートラル実現に向けた建築物省エネ法など高断熱へのニーズの高まりなど、断熱材にとってフォローの風が吹いています。私たちは、この風をしっかりつかみ、流れに乗り続ける事が必要です。さすが旭ファイバーグラスと言っていただけるよう、お客様と信頼関係をこれからも築き、拡販していくことで快適環境作りに貢献を続けていきます。
生産・技術・商品開発
当社の技術開発・生産は環境貢献企業として、快適環境創りを実現するべく、断熱・機能材業界をリードする商品・技術を継続的に創出し、安定的に供給することをミッションとしています。2007年に一般的な繊維系断熱材として日本で初となる「ノン・ホルムアルデヒド」の健康住宅用グラスウール「アクリア」の開発に成功したほか、「アクリア」の繊維をさらに細繊維化することにより、高い断熱性能を有するグラスウール「アクリアα」を開発し、高性能断熱材ニーズの高まりにしっかり応えてまいりました。
また、安定供給に向けた稼働の安定化、生産能力・歩留まり改善の施策、顧客満足度を高める安定品質の確保、コスト削減施策の実行、低環境負荷の製造設備改善、資材調達先の安定確保 等に日々取り組んでいます。
物流(ロジスティクス)
いくら製品を安価に製造し、多くの受注をいただいたとしても、製品をお客様のもとに配送できなければ、売上・利益の獲得はできません。
ロジスティクスとはサプライチェーンプロセスの一部であり、顧客の要求を満たすため、生産地点から消費地点までの効率的・発展的な「もの」の流れと保管、サービス、および関連する情報を計画、実施、およびコントロールする過程です。
カスタマーセンターでは全国からのお客様の受注手配を行っており、お客様の期待に応える正確かつ迅速、加えて丁寧な受注処理を追求しています。物流においては、安全第一に生産地から消費地までの在庫・配送の最適化を追求しています。
当社の物流(ロジスティクス)部門は絶え間ない顧客満足向上とコスト削減を通じ、企業理念の実現に取り組んでいます。
コーポレート(経営管理全般)
経営企画、経理財務、人事総務、情報システム、内部統制、品質・環境安全、関係会社支援など会社の経営基盤を根底から支えています。組織を横断し、事業運営の円滑化のみならず、コンプライアンス遵守の徹底、事業リスクと期待収益の分析、経営の意思決定支援など、あらゆる角度から経営をサポートしています。