2014年7月に世界初※1! 約3ミクロンの超細繊維により、住宅用グラスウール断熱材としては世界最高水準となる熱伝導率 0.032W/(m・K)を実現したアクリアαシリーズを発売しました。2015年1月、一般財団法人省エネルギーセンターが主催する平成26年度「省エネ大賞」の製品・ビジネスモデル部門において「資源エネルギー庁長官賞[製品(業務)分野]」を受賞しました。
グラスウール断熱材は内部の空気の移動により熱が伝わります。
繊維の本数が多いほど空気が移動しにくく断熱性能が上がりますので、同じ密度でも繊維が細いほど繊維の本数が増え断熱性能が高くなります。
一般のグラスウール λ=0.050※2
【グラスウール10K】
平均繊維7~8ミクロン
高性能グラスウール λ=0.038※2
【アクリアウール16K】
平均繊維5~6ミクロンン
高性能グラスウール(細繊維) λ=0.038※2
【アクリアネクスト14K】
平均繊維4~5ミクロン
独自の技術でさらに細く
高性能グラスウール(超細繊維) λ=0.032※2
【アクリアα 36K】
平均繊維3~4ミクロン
※1 住宅用グラスウール断熱材(成形品)として。当社調べ、2014年7月1日発売時。 ※2 23℃の時の熱伝導率(W/(m・K))
アクリアαは繊維径約3ミクロンの超細繊維。密度36㎏/㎥ で 熱伝導率 0.032W/(m・K)、密度20㎏・㎥ で 熱伝導率 0.034W/(m・K) と高い断熱性能を実現しました。
H28年省エネルギー基準(仕様基準)において、北海道(1・2地域:寒冷地)では、壁・床に要求される性能は、熱抵抗値(R値) 3.3㎡・K/W 。アクリアα36Kなら 105㎜で熱抵抗値 3.3㎡・K/W、一般的な住宅の壁厚(105㎜:3.5寸) にピッタリ。
壁内への充填断熱+壁外への付加断熱の二重断熱をしなくても、H28年省エネルギー基準に対応可能な断熱材です。
日本の目標であるCO2削減量 26%を実現のために、住宅分野では2020年に省エネルギー基準の義務化及びZEHを標準的な新築住宅とし、2030年には新築住宅の平均でZEHとすることを掲げています。
アクリアαの20Kタイプは、本州での壁・天井の施工に合わせ防湿フィルム付きをラインアップ。本州以南でのZEH・高断熱住宅に最適な断熱材です。
密度:20K 厚さ:89㎜ R値:2.6
密度:20K 厚さ:105㎜ R値:3.1
密度:36K 厚さ:105㎜ R値:3.3
防湿フィルム 無し
※厚さ89㎜品は平成26年度省エネ大賞の対象外です。