断熱材の周囲を真空状態にして、
気体による熱伝導を限りなくゼロに近づけることにより、
断熱性能を高める「真空技術」を利用した断熱材です。
旭ファイバーグラスの【ビップエース】は、
真空断熱材用に開発されたグラスウールを
芯材に用いることによって、
さらに断熱性能を向上させました。
ビップエースの熱伝導率は0.0025W/m・K※。
これは、従来の断熱材の10倍~25倍にあたり、
ウレタン等を用いた他素材の真空断熱材よりも
さらに優れたトップクラスの性能です。
熱伝導率
0.0025W/m・K ※
従来の断熱材の
10倍~25倍
※当社300mm角以上の標準仕様品におけるビップエース中央部での初期測定値
(保証値ではありません)
ビップエースは、通常品でもわずか6~18mm。
従来の断熱材と比べて驚くほど薄く軽量で、
さらに90°までの折り曲げ加工も可能です。
冷却機器の電気代削減
省エネ
設計のコンパクト化
折り曲げ可能
「冷蔵のみ」から「冷凍まで」へ、
冷却可能温度を向上させ、コントロールも容易になります。
設計のコンパクト化、内部容量のアップが可能になります。
冷凍機の運転率削減・小型化、保冷媒体の簡素化(冷凍機からドライアイスや蓄冷剤への変換)により、ランニングコストの削減を実現できます。
6面に断熱材を使用している保冷ボックス(容量:約200ℓ)にドライアイス5kgを入れ、 室温35℃の状態で内部の温度変化を比較。
押出ポリスチレンフォーム 10mm
ビップエース 9mm
押出ポリスチレンフォーム 10mm
発泡系断熱材
押出ポリスチレンフォーム 30mm
押出ポリスチレンフォーム 10mm
ビップエース 9mm
押出ポリスチレンフォーム 10mm
押出ポリスチレンフォーム 30mm
実験の結果・・・ 保冷効果大幅アップ!
-20℃以下で保持できる時間は2.5倍
ビップエース 押出ポリスチレンフォーム |
11時間 |
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押出ポリスチレンフォーム | 4時間20分 |
JISで規定される「23℃、相対湿度50%、25年継続使用」を想定した長期での断熱性能値において、ほとんど低下しないことが認められ、建築用真空断熱材(JIS A 9529)を国内で初めて取得。
旭ファイバーグラスでは、この建築用真空断熱材(JIS A 9529)に適合した新商品「VIP‐Build(ビップ ビルド)」も販売しています。
家電業界、流通業界、医療業界…。
様々な業界でご採用いただいております。
「ここで使えるかも?」と思われましたら、
ぜひお問い合わせください!!
冷凍品が溶けてしまった。
温度管理に不安を持っている。
ドライアイスや蓄冷剤、
保冷剤を削減したい。
省スペースを図りたい。
冷却機器の電気代を減らしたい。
これらの問題解決に、
真空断熱パネル【ビップエース】をお役立てください。