高機能コンパウンド樹脂
コンパウンドの
こんな課題はありませんか?
その課題、旭ファイバーグラスの コンパウンドで解決しませんか?
精選したガラス繊維によって強化した「高品質・高機能コンパウンド樹脂」。
長年にわたり培ってきたノウハウと最新の製造ラインを駆使し、
自動車や電子・電気部品、精密機器部品など多様な分野の材料生産に対応いたします。
※イラストはイメージです。
CSだけでなく、タルクなどの強化材、添加剤との混錬が可能です。お客様独自に配合した処方での受託加工にも対応しています。
※チョップドストランド
GFコンパウンドの製造ノウハウをもとにした、最新の製造ラインを完備。耐摩耗処理や金属検出もより高いレベルで行っています。
※ガラスファイバー
ガラス繊維高充填技術により、ポリプロピレン樹脂やABS樹脂、PET樹脂等の各種プラスチックにガラス繊維の高充填(約60%)が可能です。
一度使用された樹脂に添加剤やガラス繊維などの強化材を処方し、新たなプラスチック材料として再利用する検討にも対応。バイオプラスチックを用いた製品の開発も行っています。
自社ブランド品
熱を加えても高い寸法安定性を誇るため金属備品の代替に適しています。また、ニート樹脂と比較し、同一物性時に製品の肉薄化が可能です。
※写真はイメージです。
(成型メーカー様向け)
ガラス高充填PPにニート樹脂を混合して希釈することで、ガラス含有率が同じフルコンパウンド樹脂を使用するよりも、材料コストを低減させることができます。
同じGF20%でも、GF60%とニート樹脂を混合してGF20%にする事で、コストダウンを実現。
※左右にフリックしてご覧いただけます。
特性 | 単位 | 試験法 | AFG GFPP MG60 |
灰分20%に希釈 (ホモPP) |
灰分20%に希釈 (ブロックPP) |
---|---|---|---|---|---|
ガラス繊維含有率 | wt% | AFGC | 60 | 20 | 20 |
ガラス繊維直径 | μm | AFGC | 13 | 13 | 13 |
ガラス繊維長(成形後) | Mm | AFGC | 550〜600 | - | - |
密度 | - | JIS K 7112 | 1.47 | 1.04 | 1.04 |
曲げ強度 | MPa | JIS K 7171 | 217 | 120 | 86 |
曲げ弾性率 | MPa | JIS K 7171 | 16,200 | 5,400 | 3,700 |
引張強度 | MPa | JIS K 7161 | 121 | 68 | 53 |
シャルピー衝撃 Vノッチ付 |
KJ/m2 | JIS K 7111 | 10.5 | 6.4 | 11.0 |
成形伸縮率 | % (3mmt、MD/TD) |
AFGC | MD:0.1〜0.5 TD:0.8〜1.2 |
MD:0.3〜1.0 TD:1.0〜1.5 |
MD:0.3〜1.0 TD:1.0〜1.5 |
荷重たわみ温度 | ℃(at 1.8MPa) | JIS K 7191 | 158 | 133 | 129 |
メルト マス フローレイト |
g/10min (230℃x2.16kgf、4min) |
JIS K 7210 | 3.5 | - | - |
備考 | ベース樹脂 ホモPP |
MFR=30 | MFR=30 |
成形条件 | |
---|---|
金型温度 | 40〜100℃ |
射出+保持+冷却 | 射出+保持=11秒冷却時間=25秒 |
※代表例であり性能を保証する
ものではありません。
小型押出機は5~20kg/hrの押出能力を持っており、小ロットでの対応を行っています。
また、試作したコンパウンド品は射出成型機を用いてJISダンベル片を成形し、機械物性の測定も可能です。
熱可塑性樹脂にガラス繊維、カーボン繊維、各種強化材、添加剤を混錬する技術を有します。
ガラス繊維混錬技術、加工実績は多数あり、お客様独自に配合した処方での受託加工が可能です。樹脂は汎用、エンプラを問わず、これまでPP、PA、ABS、PC、PPS、LCPなどに対応し、さらに今後はPLAやその他バイオマスプラスチックにも対応する予定です。
各樹脂メーカー様からガラスファイバーコンパウンドの委託加工業務の実績が多数あります。その他、混錬技術を活用したオリジナル配合のコンパウンド製造も対応できます。
自動車や精密機器関連の樹脂部品用コンパウンドの生産および納入実績があります。 リサイクル品のコンパウンド化など、混錬技術を活用した新製品の開発・生産も積極的に行っています。