文字通りガラスでできた糸や綿のことです。高熱で溶かしたガラスに棒を突っ込んで、急に引き上げると細い糸ができることはご存知ですね。
ガラス繊維の原理はそれと全く同じで、早く引っぱるほど、細い糸になります。溶けたガラスを高温高速の炎で吹き飛ばし作った綿状のものを「短繊維」、巻き取り機で巻き取った糸状のものを「長繊維」といいます。
詳しくは「グラスウール(ガラス繊維)とは」をご覧ください。


ガラス繊維についての皆様から寄せられた疑問にQ&A形式でお答えします。
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文字通りガラスでできた糸や綿のことです。高熱で溶かしたガラスに棒を突っ込んで、急に引き上げると細い糸ができることはご存知ですね。
ガラス繊維の原理はそれと全く同じで、早く引っぱるほど、細い糸になります。溶けたガラスを高温高速の炎で吹き飛ばし作った綿状のものを「短繊維」、巻き取り機で巻き取った糸状のものを「長繊維」といいます。
詳しくは「グラスウール(ガラス繊維)とは」をご覧ください。
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ガラス繊維の原形は非常に古い時代までさかのぼることができます。オリエント時代、ガラスの壷のまわりに棒状や繊維状のガラスを巻きつけ、まだ固まらないうちに櫛などで模様をつけた工芸品が数多く見られます。太さも不揃いな棒状のガラスですが、ガラス繊維のルーツと言えるでしょう。
中世に入ってからは熱したガラス棒から糸を引き、回転する木製ドラムに捲き取ってガラス繊維が作られました。繊維を捲き取る機械が紡ぎ機であったことから、繊維状のガラスはスパン・ガラス(SPUN・GLASS)と呼ばれ、置物や玩具、装飾用に用いられていました。
ガラス繊維の工業化は20世紀に入ってからです。グラスウールやFRPなどが私たちの身近な製品となって現れたのは、20世紀も中ば、今から50年程前のことです。
詳しくは「ガラス繊維の歴史」をご覧ください。
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綿状の短繊維と、糸状の長繊維とでは作り方も異なります。
短繊維は加熱して溶けたガラスを遠心力または高温高速の炎で吹き飛ばしふわふわした綿状にしたもので、その後板状や筒状に加工されます。住宅用のグラスウールもそのひとつです。
長繊維は溶けたガラスを高速巻き取り機で巻き取った細長い糸です。糸は成形、引揃え、切断、撚糸、粉砕などの加工過程を経て、複合基材や工業材料として使用されます。また、長繊維で織られたガラス繊維織物もFRP基材や工業用資材として広く使われています。
詳しくは「グラスウール(ガラス繊維)とは」をご覧ください。
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ガラス繊維には、大きく分けて「短繊維」と「長繊維」の2つがあります。
「グラスウール」と呼ばれる短繊維は、そのふわふわした綿状の繊維の中に「動かない空気」の小部屋をたっぷり含んでいます。対流しない空気は私たちの身近にあるもので最も熱を伝えにくく、音を吸いとる働きをします。そのため、グラスウールは断熱性が高く、吸音性にも優れ、軽く、施工しやすいという特長を備えています。
一方長繊維は、細く長いしなやかな糸状の繊維で、ピアノ線より引張り強さが強く、伸び縮みがありません。しかも熱に強く、不燃性で、電気絶縁性もよく、薬品の影響も受けにくいなどの優れた特長があります。
詳しくは「グラスウール(ガラス繊維)とは」をご覧ください。
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短繊維と長繊維とでは使われ方も違います。
短繊維は保温・吸音に優れているので主に板状、筒状に加工され、各種断熱材、冷蔵庫、防音壁、給湯管のカバー部などに使われています。ガラス短繊維の特徴が最も生かされているものとして抜群の断熱・吸音性を持った建材グラスウールがあります。
長繊維はピアノ線よりも引張り強さが強く伸び縮みがなく、電気絶縁性が高いことから、電気絶縁材、不燃繊維布などにも使用されますが、主な用途はFRP(Fiberglass Reinforced Thermoset Plastics「繊維で強化されたプラスチック」)です。一般的に強化プラスチックといえばガラス繊維強化プラスチックのことを指します。FRPは、年々技術が向上し、家庭用品、スポーツレジャー用品、船舶・車両、電子・電気部品、産業プラント、海洋・宇宙開発などで広く使用されるようになりました。大型ドーム付き球場に見られる広場や会場を柱なしでスッポリ覆う明るい屋根は、ガラス繊維織物にテフロン加工をコーティングした膜材で作られています。
詳しくは「ガラス繊維の用途」をご覧ください。
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ガラス繊維の糸の直径は1000分の1mm(ミクロン)単位の太さですが、皮フの表面に物理的な刺激を与え、一過性のかゆみを感じさせることがあります。
しかし、かゆみを感じたとしても皮膚炎、アレルギーを起こすことはありません。まれに皮膚が過敏な方が炎症等を起こすことがありますが、ガラス繊維を取り除くことで解消されます。また、普通のガラスと同じように不活性の物質なので、たとえ刺さっても毒性はありません。ご使用の際は作業着・手袋・メガネ・帽子などの着用をお薦めいたします。
詳しくは「ガラス繊維の安全性と健康」をご覧ください。
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はい。今やフロンやフロン系ガスによるオゾン層の破壊が進み、世界的に問題になっていますが、ガラス繊維は断熱材として使用されているグラスウールでさえ、フロンガスを一切使用していません。また、製造時に発生させる二酸化炭素(CO2)排出量も極めて低い断熱材ですから、CO2削減にも大きく貢献できます。
さらに、グラスウールは原材料の80%以上が回収された空きビンなどのリサイクルガラスからつくられ、工場等で発生した端材や使用済の製品の一部もリサイクルして使用されるなど、環境共生素材の優等生といえます。
詳しくは「グラスウール(ガラス繊維)とは」をご覧ください。
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私たちの身近にあるもので、最も熱を伝えにくいものが対流しない空気です。グラスウールは綿状の繊維の中に「動かない空気」の小部屋をタップリと含んでいます。この空気の小部屋が、すぐれた断熱性能をつくりだしています。
グラスウールと他の建材を比べてみると、木材の約3倍、コンクリートの30倍以上と群を抜く断熱性能があります。
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日本の住宅にグラスウールが使われはじめたのは、1960年(昭和35年)頃からです。それも北海道の住宅に使われたのが始まりでした。
その後、全国に普及し1985年には住宅断熱材の80%以上にグラスウールが使用されるようになりました。
北海道では壁に100mm以上、天井に200mm以上のグラスウール断熱材を使用する高断熱・高気密住宅が早くから常識となっていましたが、本州以南では断熱材の厚さに対する関心は十分とはいえませんでした。しかし、2005年の「京都議定書発効」によって省エネ推進が国の義務となり、ようやく高断熱・高気密住宅のよさが注目されはじめてきました。
詳しくは「ガラス繊維の歴史」をご覧ください。
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FRPはFiber Reinforced Plastic「繊維で強化されたプラスチック」の略で、一般的に強化プラスチックといえばガラス繊維強化プラスチックのことを指します。「鉄よりも強く、アルミよりも軽い」と有名なキャッチフレーズが付いたほど優れた素材です。性質としては、次の4つが挙げられます。
ガラス繊維強化熱可塑性プラスチックを特にFRTP(Fiberglass Reinforced Thermo Plastics)と呼ぶことがあります。